Toys for SAKURA ブランディング計画(第二回)

1ブランド名
まず最初にブランド名を考えたのですが、既にタイトルにあるように、Toys for SAKURAという名称にした。これはもともと娘に為に作っていたものを提供することを意味している。今までに制作したものがsns等で反響があって、商品にできるのではと考えたからだ。デザイナーがあくまで個人的につくったもので、クライアントによる制約が一切なく、娘のためにという愛情とまごころの籠ったもので売れることすら念頭にない。世にある製品でそういったものは多くはないだろう。今後製品が増える事があると思われるがこの考えをブランドの基本理念とするためにこの名称とした。

2基本方針
1)子どもが使うものなので、素材はできるだけ天然素材のものを使用し、それらの情報を公開する。
2)大量生産を行わず、受注製作を基本とする。
3)製造工程を公開し、一切の秘密を持たない(研究なので)。
4)その他(今は思いつかない)

3ブランドロゴ

意匠関連理由によって現在非公開

櫻という娘の名前から桜の木をモチーフとした。
7つの櫻の花びらは1家族2愛情3子ども4安全5未来6デザイン7知育を表している。
1)ブランドタイポ
FUTURA
書体はFUTURAを用いた。これはFUTURAがラテン語にて「未来」を表すことから子どもの将来を感じさせるためである(本当はもっと太いファミリーにしたかったのだけどパソコンにはいっていなかった)。
2)ブランドカラー
PANTONE 1777EC (桜色)

(追記 2018/1/30)
4ブランドモデル
和田櫻氏(2歳 2018年現在)を起用

Toys for SAKURA ブランディング計画(第一回)

本研究は鹿児島大学教育学部准教授の和田七洋が親ばかのあまり娘に色々と制作してきたものをいっその事研究としてしまおうと考えた事がきっかけとして始まったものである(そうすれば大義名分をもって制作ができる)。ブランディングの草案からはじまり、立ち上げ、実際の販売を行うなかで、グラフィックデザインを中心とするデザインがブランディングの確立にどのように貢献できるかを詳細に記録するつもりである。
ブランディングに関する研究は多くあるのだが、その多くは既に成功した例を遡る形で展開されるものであると感じられる。結局成功している訳なので何とでも言えるのである。本研究では今後成功するか否かも分からないブランディングを時系列にそって記述するため新規性のあるものだと言える。成功したら説得力が増す、だめだったら反面教師的材料となる。

研究とする以上はちゃんとやらなくてはいけない。しかし大きな問題は和田の立場上商売をする訳にはいかないので、代表は別の方にお願いし、和田自身は金銭を受け取らないものとする(ただし、妻がお手伝いをしてくれると思うのでその分はバイト代としてその代表者から妻がいただく事はある)。
また総合的なブランディングを行うわけなので、当然商品開発も行うのだが、大学の機材で制作するのはプロトタイプまでとし、製品の製造は他で行う。仕方なく大学で行う場合は然るべき手続きをする。製品の製造は他者に依頼するか和田が行う場合は勤務時間外に行う。発生する経費に関して、公費を用いる場合は同様の扱いとする。
その他もろもろ決め事が出てくると思うが、公人として研究の範疇を超えないことに留意しその都度ルールを明文化したいと考えている。
適宜sns(ここ)等にて進捗を発表し、情報を後悔(公開 修正同日)することによって公共の監視に基、研究を進めたいと思う。

と長々と書きましたが、ようはちゃんと研究として面白いことをやりたいなという事で、クレームがくるような事はしていませんよという誓約を最初に書いておきました。後で論文にまとめるためのメモも兼ねています。 !