動物パズル 開発編1

Toys for SAKURAはここから始まった

それほどオーバーなものではないのですが、そもそもこのブランディングを始めようと思ったきっかけはここからなんです。たまたま娘のためにイラストを描いていたところ、妻や学生たちからの評判が良くって、単純な私はそれを真に受けて「商品化できるかも」と思ったのが最初でした。
その時描いたのがこの絵でした。

12 animals for Sakura 2017

先日これが鹿児島大学の職務発明等に認定され大学側への権利承継が決定しました。簡単に言うと大学のものになったということです。更に大学側が特許庁に申請したので、「現在意匠登録中」という状態になったので、公開しても影響がない状態になり、晴れてブログに公開できるようになりました。随分掛かりました・・。
このイラストを使って何か出来ないかなと考えた結果がパズルで、当時和田研究室に導入したばかりのfabool laser miniで作れるかなと楽観的に考えておりました。
fabool laser miniで出力するためにトレースしたものがこちらです。

こんな感じですっきりしました。

ただ甘かったのは私の持っているレーザー加工機では全くパワー不足で材料をカットできないという事が判明し、サンプル作りの為に色々と奔走する羽目に・・。都合が良いことに大学内の某所(ご迷惑をお掛けするので場所は伏せさせて下さい)が所有する加工機を使用させてもらいその結果仕上がったのがこちら、

12 Animals for SAKURA ver 1.0

モデル(笑)さんに使ってもらった検証動画です。実験的に着色バージョンを使っています。

この実験で色々分かったことがあったのでその報告は次回いたします。